2020年代
批評 スタッフ・キャスト 批評 いじめが生み出す悲劇を30分に凝縮し、いじめに加担した者とその者を庇う者たちは絶対に許されないと強く感じる映画だ。 今作の主人公はいじめによって殺された子供の母親だ。 そのため、子供のことを自分のことよりも強く愛し…
批評 スタッフ・キャスト 批評 今作はただ単に視聴者を怖がらせるものではなく、れっきとしたサスペンス劇である。 今作は透明人間がいると言っても、心霊現象的な恐怖感よりも、中々目的がはっきりしない透明人間に恐怖を感じる構成だ。 加えて透明人間だと…
批評 スタッフ・キャスト 批評 登場人物の物語と、視聴者に有り得る未来を示した物語の両立が非常に上手い映画である。 今作は「もしアメリカで内戦が起こったらどうなるか」というもしもの状況を非常に現実的に描いた映画だ。 そんな今作の主人公たちは、一…
批評 スタッフ・キャスト 批評 原作を忠実に再現したアニメ映画となっている。 原作との違いはほぼないと思ってもらっていい。アニメ化したことによって漫画では伝わりにくかった表現は分かりやすくなっている。 ただ、良くも悪くも話が全く変わらないため、…
批評 スタッフ・キャスト 批評 笑えるところはとにかく笑え、真面目な場面はとても真面目に描かれた、両立が上手いコメディ映画となっている。 今作は実在の映画(多くはヒーロー映画)をギャグとして扱う場面が多い。 元ネタを知っている人はより今作を楽し…
批評 スタッフ・キャスト 批評 今作は舞台設定の全てに意味がある、脚本が卓越した映画である。 今作の設定は「タイムループによって同じ一週間を過ごし続ける」というもので、真新しさはないかもしれない。 登場人物は同じ会社で働く人たちで、ある上司一人…
※初めに、今作は前作『プラットフォーム』の視聴が必須となります。前作をおさらいするような丁寧な説明はありません。 今作の批評内には前作のネタバレは書きません。 批評 スタッフ・キャスト 批評 今作では前作の登場人物の行いが原因となる、新たな社会…
批評 スタッフ・キャスト 批評 明らかに何かがおかしい不気味さが、45分という短い時間の中に凝縮されている。 今作には説明が一切なく、ほとんどの登場人物が何かがおかしい。 ほとんどの登場人物の発言・行動は常に予測不能であり、ただただ不思議で不気味…
批評 スタッフ・キャスト 批評 初めに、これは原作未読の者による批評です。 ある一人の医師が戦争で愛する娘3人が殺された。 しかし、その医師は娘たちを殺した者を決して憎まなかった。 今作はなぜその医師が憎まないのか、張本人や関係者のインタビューを…
批評 スタッフ・キャスト 批評 子供人身売買の悲惨な現実をぼかすことなく突きつける映画となっている。 今作は人身売買がどれほど深刻な問題なのか、実際の映像、数字を用いて予め分かりやすく知らされる。 導入はとても丁寧であるため、映画を真剣に観れる…
※初めに、今作は『ソウ』、『ソウ2』における作品の核心を突くネタバレが含まれます。 批評内にネタバレは書きませんが、最低この2作の視聴は必須となります。 批評 スタッフ・キャスト 批評 シリーズ10作目となる今作は、単体作品として面白く、捻りを利か…
飛行機にて鑑賞。 批評 スタッフ 批評 初めに、これは原作未読の者による批評です。 今作には直接的な台詞が存在しなく、多くを語ることもない。しかし、台詞がなくても登場人物が考えていることはだいたい伝わり、題名の意味も後に分かることだろう。 今作…
※初めに、今作は『ジョーカー』の続編であり、前作の視聴は必須となります。 今作の批評内に前作のネタバレが含まれますので、それでも良いという方のみお読みください。 批評 スタッフ・キャスト 批評 『ジョーカー』の続編である今作は、なるほどと思える…
批評 スタッフ・キャスト 批評 初めに、これは原作未読の者による批評です。 想い人の恋人の座を勝ち取れなかった女の子、通称「負けヒロイン」(以下マケイン)との楽しい絡みを描いた今作は、恋の発展ではなく友人として仲良くなっていく平和な日常劇とな…
批評 スタッフ・キャスト 批評 幕末の武士という過去人の視点から、懸命に生きてきた過去人の偉大さと、現代がいかに良い時代になったかを感じられる構成となっている。 今作は設定が非常に上手い。 主人公となる幕末の武士が現代にタイムスリップする、とい…
試写会にて鑑賞。 批評 スタッフ・キャスト 批評 今作は人の様々な内面に”ふれる”ことによって、大切な人との関わり方について考えさせられるきっかけを生む映画となっている。 今作は主要人物のうちの一人以外、現実世界と同様、はっきりとした心の内が描か…
批評 スタッフ・キャスト 批評 今作で真に描くのは、失踪した子供を見つける物語ではなく、直視したくない現実である。 主要人物は、失踪した子供の両親、最後に子供のそばにいた主人公の弟、そして子供が失踪した主人公夫妻を取材するTV局の記者。この4人を…
批評 スタッフ・キャスト 批評 初めに、これは原作未読の者による批評です。 今作は設定を存分に活かしたドラマとなっている。 発生源・舞台が高校ということを活かし、各教室にあるものを利用して退治・脱出を図るのが面白い。 ゾンビものであると同時に学…
批評 スタッフ・キャスト 批評 殺人機械に追われる恐怖だけでなく、さらにそこから徐々に秘密が明かされていく予測不能な展開に釘づけられる作品になっている。 全8話構成の中で場面の転換が釣り合っている中で舞台設定をじっくり描き、最終的に壮大な物語と…
批評 スタッフ・キャスト 批評 『エイリアン』の20年後が舞台となっているが、『エイリアン』を知らない方のことも考慮され、単体として作品が成り立っていて、非常に未知の生物の恐ろしさを実感できる。 今作の大半がエイリアンが潜んでいる無人船からの脱…
批評 スタッフ・キャスト 批評 今作の主軸は江戸川コナンこと工藤新一と同様に、ある薬を飲んで体が縮んだ灰原哀の救済劇だ。 灰原の本当の正体を知り、殺そうと迫ってくる組織の恐怖が描かれ、コナンという作品をよく知らない人でも緊張感があふれるよう工…
批評 スタッフ・キャスト 批評 地上600mで電波が届かない、2人だけしかいないと聞いて、打つ手などないし展開も分かりきっていると考える人は多いのではないだろうか。 しかし、この映画は想像の斜め上を行くような意外な展開となり、それも伏線を交えながら…
批評 スタッフ・キャスト 批評 原作よりも人物描写が丁寧で、能楽の場面はとても大胆に表現されたアニメーション版時代劇映画となっている。時代劇と書いているが、歴史の知識があまりなくても作品として純粋に楽しめる。 特にこの映画の最大の見せ場と言え…
批評 スタッフ・キャスト 批評 原作とは人物設定や一部の展開を除き、話の流れは基本的に同じで、激しい戦闘要素を取り入れた笑劇に仕上げられている。ちなみに、話は今作だけでわかるように、原作の前作である『グラスホッパー』の要素は全くない。 劇中に…
批評 スタッフ・キャスト 批評 『インサイド・ヘッド』の続編である今作は、前作からの流れを全く脱線することなく、思春期という設定を存分に活かし、見事に描き切っている。続編であるため前作を観ておいた方が良いに越したことはないが、話は独立していて…
試写会にて鑑賞。 批評 スタッフ・キャスト 批評 映画は原作とは改変部分は多々あり、設定が異なり、映画的に尺が足りないところは容赦なくカットされている。しかし、改変部分で原作より説得力がある部分も当然存在する。 この映画では原作の美術部の仲間た…
批評 スタッフ・キャスト 批評 この映画の結末は読めても、展開は読めないのではないだろうか。 悪夢が現実でも起こる。設定は真新しいわけではないかもしれないが、観てみると真新しい映画だと言える。非常に発想の勝利と言える方法で謎が解明され、予想の…
試写会にて鑑賞。 批評 スタッフ・キャスト 批評 TVアニメの放映から長い月日が経ってからの劇場版だが、雰囲気、作風、演出などが昔から全く変わらず、技術の進化とともに、『モノノ怪』という作品が復活している。 凄すぎるアニメーションで圧倒されるだけ…
批評 スタッフ・キャスト 批評 映像化は難しいように思えた原作を、なるほどと思える方法で描いている。 例えば、密室劇を描く上で必要な山荘の間取り図は観客が確認できるように場面が設けられているし、原作よりもある人物への掘り下げがされていて、感情…
※初めに、今作は前章である『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』の視聴が必須となります。今作の批評に前章のネタバレが含まれますので、それでも良いという方のみお読みください。 批評 スタッフ・キャスト 批評 前章は何の変哲もない…