批評
初めに、これは原作未読の者による批評です。
ある一人の医師が戦争で愛する娘3人が殺された。
しかし、その医師は娘たちを殺した者を決して憎まなかった。
今作はなぜその医師が憎まないのか、張本人や関係者のインタビューを交え、医師の半生を描いたドキュメンタリー映画となっている。
決して面白い映画ではないが、医師が憎まない理由、映し出される張本人の姿が平和の理念として人々に強く訴える映画だ。
できるだけ多くの人に、特に戦争を繰り返す国に届いてほしい映画である。
原作は↓
スタッフ・キャスト
監督:タル・バルダ
脚本:タル・バルダ ジェフ・クライン サスキア・デ・ボア
キャスト:イゼルディン・アブラエーシュ クリスティアン・アマンプール シュロミ・エルダー 他
2024年制作/92分/カナダ・フランス