批評
子供人身売買の悲惨な現実をぼかすことなく突きつける映画となっている。
今作は人身売買がどれほど深刻な問題なのか、実際の映像、数字を用いて予め分かりやすく知らされる。
導入はとても丁寧であるため、映画を真剣に観れることは間違いないだろう。
そして、今作の主要人物は誘拐された子供を救出する人物たちであるため、映画全体で人身売買を強く否定している。
尊い命を救う者たちが見る光景から悲惨な現実を突きつけられ、他人事じゃ済まされないという印象を抱くだろう。
多くの人に真剣に観てもらいたい映画である。
スタッフ・キャスト
監督:アレハンドロ・モンテヴェルデ
脚本:ロッド・バール アレハンドロ・モンテヴェルデ
キャスト:ジム・カヴィーゼル ミラ・ソルヴィノ ビル・キャンプ エデゥアルド・ベラステーギ 他
2023年制作/131分/アメリカ