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映画『マン・オブ・スティール』83/100点

 

批評

自身の力を隠しながら生きてきた一人の青年が、自身の運命や人類の存亡などに真剣に向き合った大人向けのヒーロー映画となっている。

 

今作は非常に脚本に注力されており、すべての設定に意味を持たせ、必要な設定は劇中ですべて説明される。

主軸は血族を巡る戦いであるが、主人公や敵となる人物の設定がじっくり描かれるため、矛盾を感じることなく話を観続けることができ、視聴者も誰かの立場になって考えやすい。

 

そんな血族を巡る戦いの終着点に一体何を感じるか。視聴後は全く新たなヒーロー映画と感じることは間違いないだろう。

 

子供はあまり楽しめないかもしれないが、ヒーローが出てくる作品が好きな方、脚本を重視する方におすすめである。

 

スタッフ・キャスト

監督:ザック・スナイダー

脚本:デビッド・S・ゴイヤー

キャスト:ヘンリー・カヴィル エイミー・アダムス マイケル・シャノン ケヴィン・コスナー ダイアン・レイン ラッセル・クロウ ローレンス・フィッシュバーン アンチュ・トラウェ 他

 

2013年制作/143分/アメリ