批評
物語の印象が大きく一変するような脚本の完成度が高い映画となっている。
今作は設定が分かりやすい。
今作の冒頭で殺人事件が起きたことを知らされ、どれぐらいの人が犠牲になったのか、犯人はどのように殺害したのかが分かる。
警察は被害者のカメラを見つけ、カメラに収められていた映像を便りに捜査していく。
視聴者はあらかじめカメラに映った人たちがどうなるのか分かった上で、その映像に釘付けられる。
そして今作は非常に先が読めない。
犯人らしき人物はいくらでも疑えるし、演出も上手い。
その映像が映し出す真実は何とも衝撃で、なんと物語の印象が大きく一変するほどだ。
面白い話が観たい方におすすめである。
スタッフ・キャスト
監督:オラントゥンデ・オスサンミ
脚本:ジョン・スウェットナム
キャスト:スティーヴン・モイヤー ラダ・ミッチェル トーレイ・デヴィート ケイトリン・ステイシー ハリー・レニックス 他
2013年制作/94分/アメリカ