鹿ブログ

チャームロッカー

映像作品(映画、アニメ、ドラマ)のネタバレ一切無し魅力紹介をしています。

2010年代

映画『エビデンス-全滅-』80/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 物語の印象が大きく一変するような脚本の完成度が高い映画となっている。 今作は設定が分かりやすい。 今作の冒頭で殺人事件が起きたことを知らされ、どれぐらいの人が犠牲になったのか、犯人はどのように殺害したのかが分かる…

映画『ウェア 破滅』64/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 今作は中々先が読めない映画となっている。 今作は事件を起こしたと思われるある男の正体を探っていく映画だ。 今作はある一家が食い殺されたことから事は始まるのだが、どう考えても動物によるものだと考えられていた。しかし…

アニメ『DEVILMAN crybaby』81/100点

※初めに、今作の批評内には漫画『デビルマン』の第1話のネタバレを少し含みます。 本当に少しですがそれでも良いという方はお読みください。それ以外の原作のネタバレは含まれません。 批評 スタッフ・キャスト 批評 今作は原作の本当にちょっとした設定や”…

映画『メン・イン・キャット』58/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 今作は猫の視点から自分の人生を見つめ直す映画となっている。 今作は「ある会社の社長が事故によってなぜか猫に乗り移ってしまう」というコメディだ。 その社長が主人公となるのだが、主人公は仕事一筋で、あまり家族に愛情を…

映画『ムカデ人間3』0/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 申し訳ないが、今作には良いところが一つもない。 『ムカデ人間』シリーズ3作目となる今作は、『ムカデ人間2』の発想を違った視点で再利用した映画である。前作のように現実でもありえるかもしれないとは思える。 しかし、上記…

映画『ムカデ人間2』42/100点

※初めに、今作は『ムカデ人間』の続編であり、前作のネタバレが含まれます。 必ずしもではありませんが、できれば前作を視聴をしておくことを推奨します。 批評 スタッフ・キャスト 批評 『ムカデ人間』の続編である今作は、過激な演出以外にもいろんな意味…

映画『インターステラー』73/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 今作は伏線回収や映像美がものすごい、ただでは終わらないSF映画である。 今作は話が難解な箇所が多い。しかし、伝えたいテーマは非常に分かりやすく、あまり考えていなくても楽しめるようになっている。 今作の大まかな内容は…

アニメ『ピンポン THE ANIMATION』76/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 原作をほぼその通りに描き、さらに肉付けして発展させた、『ピンポン』という作品を完成形にしたアニメとなっている。 今作は原作よりも登場人物の掘り下げが丁寧だ。 原作は登場人物の掘り下げは必要最低限だったが、アニメで…

映画『ロスト・バケーション』60/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 とても分かりやすい設定かつ短時間でサメに襲われるかもしれない恐怖を体験できる映画だ。 今作はほとんどが主人公一人だけで展開されるサバイバル劇だ。 話の設定としては「サメに襲われないように岩場に避難したが浜にたどり…

映画『音楽』68/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 原作を映画向けに改変し、さらに面白く観れるように工夫されている。 話の主軸は原作通りであるが、原作で急展開・説明不足すぎた箇所は違和感がないように修正され、さらに漫画では生まれなかった笑いを新たに生み出している…

映画『ジョーカー』85/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 今作はとにかく答えが明示されない描写が多い。 それは劇中で残った謎だけでなく、とても他人事とは言えないと強く感じさせる社会問題が主だ。 今作の主軸は主人公が”ジョーカー”という存在になるまでの話で、劇中ではそんな主…

映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション』78/100点

※初めに、今作は『マン・オブ・スティール』の続編であり、前作の視聴は必須となります。 批評 スタッフ・キャスト 批評 『マン・オブ・スティール』の続編であり、通常版である『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』よりも30分以上のシーンが…

映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』57/100点

※初めに、今作は『マン・オブ・スティール』の続編であり、前作の視聴は必須となります。 今作の批評に前作のネタバレが含まれるので、それでも良いという方のみお読みください。 批評 追記 スタッフ・キャスト 批評 今作は前作を否定する印象を強く感じる映…

映画『プラットフォーム』60/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 分かりやすい舞台設定の中で、様々な社会風刺を描いた作品となっている。 今作は「何階層もある謎の空間に閉じ込められ、上から降りてきた食べ物を食べ、残りは下に行く」という舞台設定である。 そのため、上の階層であればあ…

映画『マン・オブ・スティール』83/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 自身の力を隠しながら生きてきた一人の青年が、自身の運命や人類の存亡などに真剣に向き合った大人向けのヒーロー映画となっている。 今作は非常に脚本に注力されており、すべての設定に意味を持たせ、必要な設定は劇中ですべ…

映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』76/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 今作の主人公となる実在する一人の教師が経営する無料塾が舞台であり、 主人公が教師になるまでの心情描写が非常に丁寧で、主人公を応援したいと思える構成になっている。 映画の冒頭で今作は実話であり、脚色も交えていると提…

映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』32/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 復活した悪魔の王女の復讐劇だけでなく、主人公の設定に意味を持たせた成長物語でもある。 主人公は秘宝の地図を盗み、秘宝を独占しようと悪知恵を働かせていた自己中心的な人物だったが、王女に呪われたことをきっかけに、次…

映画『Diner ダイナー』60/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 原作をそのまま映画化するのではなく、主人公の成長に焦点が当たるように所々改変されている。 原作とは異なり、主人公はある辛い状況に置かれてしまった過去を背負い、人から認められるために夢を本気で叶えたいという思いを…

映画『藁の楯』70/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 原作を改変したことにより、非常に感情移入でき、考えさせられる作風になっている。 あくまでも原作はアクションものであったが、映画ではそれに加えて「なぜ人を殺してはいけないのか」と強く考えさせられる刑事ドラマとなっ…

映画『グラスホッパー』40/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 原作とは大きく異なり、登場人物の背景よりも殺し屋同士の闘い、残酷描写に力を入れている。 人物設定もかなり異なり、結末も異なるが、最愛の人を失った者の悲しみというのはよく伝わり、改変による感動的な結末も生まれてい…

映画『死霊館 エンフィールド事件』70/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 『死霊館』の続編である今作は、話は独立しており、怪談に濃密な人間ドラマを加えた、怖くも温かい映画となっている。 シスターの形を持った悪魔の迫力が良く、前作のアナベル人形に続き、なんとも脳裏に焼き付く存在である。 …

映画『アップグレード』84/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 妻を殺された者による復讐劇というよくありそうな設定でありながらも、非常に脚本に注力されている。 戦闘だけが見所ではなく、劇中で至るところに散りばめられた見事な伏線回収によって、思わず意表を突かれる全く先が読めな…

映画『シャークネード』54/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 内容自体は下らないし、中身は何もないが、実はかなり真面目に描いている映画である。 サメに容赦なくやられる描写は迫力があるし、シャークネードという災害(?)を通して家族の絆も描かれる。 サメ映画が好きな方、短い時間で…

映画『死霊館』70/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 視聴者がちゃんと怖がってくれるか、演出や音楽の使い方が緻密に計算された構成となっている。それもとても残酷な表現もなく血が苦手な方のことも考慮されている。 映像の映し方がまるで自分の視界かのような感じで、来るぞ来…

映画『オンリー・ザ・ブレイブ』72/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 この映画は事実を基に作られていると映画の冒頭であらかじめ示されるが、史実を知らない人にとっては驚きを隠せない結末だろう。そんな結末によって心に迫るように、消防士たちの生活、その周りの人々の様子を濃密に描いている…

映画『インサイド・ヘッド』80/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 子供の感情の変化と成長を、感情の擬人化を通して描くという新しい試みを見事に表現している。 感情たちの中では、人を喜ばせるための感情である「ヨロコビ」を中心に話が展開され、常に喜びに執着していた中で他の感情が必要…

映画『トータル・リコール(2012)』66/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 この映画はフィリップ・K・ディックの短編小説の二度目の映画化であるが、原作とも一度目(1990年版)とも全くの別物の近未来映画となっている。 原作では舞台が火星だったが、今作では地球となり、原作の世界観は一度目よりも原…

映画『エイリアン:コヴェナント』22/100点

批評 スタッフ・キャスト 批評 『プロメテウス』の続編である今作は、前作で解明されなかった多くの謎が少し明らかになったり、エイリアンの登場場面が増えていて、なおかつ相当な残酷描写となっている。 エイリアンの描写が観たい方には今作はおすすめであ…

映画『6才のボクが、大人になるまで。』70/100点

批評 この映画は題名の通り、6才の少年が18才の大人になるまでの12年間の物語だ。それだけだと真新しさはないかもしれないが、実はこの映画は家族役全員が12年間同じ役を演じ続けている。 そのため、この映画は12年間の物語を数ヶ月で完成させたものではなく…

映画『バーフバリ 王の凱旋』78/100点

※初めに、今作は『バーフバリ 伝説誕生』の続編であり、前作の視聴は必須となります。 批評 スタッフ・キャスト 批評 前作『バーフバリ 伝説誕生』の最後で抱いたであろう、続編への大きな期待にしっかり応えてくれた素晴らしい続編となっている。 今作はバ…