映画『透明人間(1933)』72/100点

批評

目に見えない恐怖の設定を存分に活かした原作の映像化として、申し分のない出来である。

どうやって撮影したのかは分からないが、文章でしか表現できないようなものの一つ一つが見事に映像化できている。
原作そのものも面白く、演出も見事で素晴らしい映像化だ。

原作を読んだ方、空想科学ものが好きな方におすすめである。

原作は↓

透明人間 [完訳版] (偕成社文庫)

スタッフ・キャスト

監督：ジェームズ・ホエール

脚本：R・C・シェリフ　フィリップ・ワイリー

原作：H・G・ウェルズ

キャスト：クロード・レインズ　グロリア・スチュアート　ウィリアム・ハリガン　ダドリー・ディッグス　ウナ・オコナー　ヘンリー・トラヴァース　他

1933年制作／70分／アメリカ