批評
ひたすらにかっこいい戦闘に興奮できる映画となっている。
今作は原作に極めて忠実である。
今作は簡単に表すと、「たった300人の重装歩兵で100万人の敵を迎え撃つ」という歴史戦闘映画だ。
原作は戦闘がほとんどを占める劇画なため、映画も基本の展開は同じだ。
映画ではさらに視聴者が劇中の世界観に没入できるような細かい脚色がされている。
具体的には前後の展開に上手く繋がるような台詞回しの追加、原作より分かりやすい国家間の描写、映画独自の悲しい死などだ。
そして今作の画作りは非常に上手い。
原作のただでさえ映画のようなかっこいい絵が、そのまま飛び出しているのだ。
原作を読んだ方なら映画は間違いなく興奮できるだろう。
原作がとても好きな方、激しい戦闘が観たい方におすすめである。
原作は↓
スタッフ・キャスト
監督：ザック・スナイダー
脚本：ザック・スナイダー カート・ジョンスタッド マイケル・B・ゴードン
原作：フランク・ミラー
キャスト：ジェラルド・バトラー レナ・ヘディ デヴィッド・ウェナム ドミニク・ウェスト マイケル・ファスベンダー ヴィンセント・リーガン 他
2007年制作／117分／アメリカ
