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映画『ミュンヘン』70/100点

 

批評

原作を上手い具合に脚色し、原作以上にある”哀しみ”を表現している。

 

今作は、ミュンヘン事件を引き起こしたテロリストを暗殺者たちが排除するという復讐劇だ。

暗殺者の映画であるため、暗殺の場面は緊張感あるものとなっており、原作で書かれた残酷描写はそのまま映像化される。

 

そして原作で描かれたある”哀しみ”が脚色によってより強く表現されている。

具体的には主要人物の追加場面や表情で見せる演技であり、非常に感情移入しやすい社会派映画となっている。

 

原作を読んだ方、人間ドラマが好きな方におすすめである。

 

原作は↓

 

スタッフ・キャスト

監督:スティーヴン・スピルバーグ

脚本:トニー・クシュナー エリック・ロス

原作:ジョージ・ジョナス

キャスト:エリック・バナ ダニエル・クレイグ キアラン・ハインズ マチュー・カソヴィッツ ハンス・ジシュラー ジェフリー・ラッシュ  他

 

2005年制作/164分/アメリ