題名のとおり、この記事では2024年ワースト映画ランキングTOP10を発表していきます。
該当は、2024年に日本で公開(配信)された映画であり、私が「批評」したものです。
私がFilmarksでただの感想として採点した映画や、来年公開作で今年試写会で観た映画はここには含まれません。
ちなみに私が批評した作品は以下の36本です。(50音順)
この一覧にある映画は全て当サイトとFilmarksにて批評済みなので、良ければ過去記事を検索してみてください。
なお、このランキングにはいくつか同じ点数の映画が含まれますが、そこは「肯」よりか「否」よりかで順位付けしています。
ベスト映画ランキングの記事も書いているので、良ければそちらも見てみてください。
それでは以下からワースト映画ランキングを発表していきます。
10位
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
前作とは違って賛否両論(否が多めな印象)ですが、決して駄作ではないと思っています。
欠点はハッキリありますが、アーサー・フレックという人間、本当のジョーカーとは何かを描いた話は決して貶されるべきではないと思います。
9位
『ある閉ざされた雪の山荘で』
私の印象では酷評が目立つ今作ですが、原作より上手い改変は普通にあると感じました。
密室劇を描く上で必要な間取り図はなるほどと思える方法で描かれているし、結末の描き方もありだと感じました。
8位
『デッドデッドデーモンズデデデデストラクション 後章』
一体なぜ映画にしたんでしょう?前章と合わせて4時間程度であの原作を描き切るのは不可能ですし、原作読んだ人も映画だけ観た人も説明が全くない意味不明な演出で満足できませんよ。前章は端折りが少なかったですが、後章では明らかに先を急がなきゃという感じが多くガッカリでした。
7位
『猿の惑星/キングダム』
私にとって何もかもが平凡でした。特別面白くもなく、特別つまらなくもなく、とにかく2時間以上かけて描く映画でもないと思いました。
この文章を書いているときも一体今作にしかない魅力が何なのか思いつきません。
6位
『ルックバック』
皆さん本当にこれ満足しています?私的には原作を読んだときからちょいちょい粗いと思っていたし、終盤以降は意味不明なまま終わったなと思っていて、特に話が変わっていない映画が傑作扱いされているのが腑に落ちません。
5位
『ブルーピリオド』
端折りが本当にひどい!何もかも唐突すぎる!
例えば「受験まであと◯日」と出ても、原作で丁寧に描かれていたそれまでの蓄積や仲間との交流が完全に省かれていて何も感じない。2時間もない尺の中では中途半端すぎました。
4位
『Cloud クラウド』
前半がとても良かったのに、後半があまりにもひどすぎる。
行き過ぎた転売をした者の末路を描いた前半は、劇的ではあるが誰もがありえるという恐怖を見事に描いていました。しかし、観た人に分かるように書くと、最強のアイツが登場してからは全てが何でもありになり、今までの話は何だったんだと思いました。
3位
『胸騒ぎ』
題材は良いのに最終的にどっちもどっちで観ていてかなりイライラする。加えて冷静に考えると全く現実的じゃなく怖くない。
同年に公開されたリメイク版が傑作であり、こちらのオリジナル版は駄作という皮肉。
2位
『プラットフォーム2』
意味不明。前作とはまた違った「神格化」という社会風刺は良いけど、それ以降の話があまりにも意味不明すぎて全然面白くない。
1位
『ゴジラxコング 新たなる帝国』
人間パートが雑すぎる!
何でもありになりつつも話がしっかりしていた前作とは違い、一気にどうでも良くなりました。
前作のメカゴジラみたいなサプライズもなく、話の盛り上がりはあまりありません。
怪獣がただ暴れているだけの作品です。ゴジラに命を託した天国の芹沢博士は一体どう思っているのか。今後のシリーズ作品もこうなるのでしょうか。
ということでワースト10は以下のようになりました。
最後に
今年はハズレ作品が本当にひどい年でした。
私事なのですが、来年はあまり映画を今年や去年ほど観れなくなります。
今はうつ病の闘病中で時間があり、ほぼ毎日投稿していますが、来年からはすごく忙しくなるので完全に不定期になります。
まどマギの映画は観たいためおそらく公開初日に観に行くと思います。
それでは、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。良い新年をお迎えください。