
批評
原作から大きく異なり、視聴者に明確なメッセージを伝えるドラマとなっている。
今作の大まかな内容は、「子どもたちが偶然殺人の瞬間を映像に収めていたため、犯人を脅して取引する」というサスペンスドラマだ。
子どもたちは自分たちのために犯人を必死で騙し、犯人はなんとかして子どもたちの気を緩ませようと対峙し合う。
今作は原作とは決定的に異なる点が非常に多い。原作とは人物設定が異なっていたり、原作にいた登場人物が消されていたり、中盤以降は話が大きく改変されたり、それも原作よりも救いがあり、自然な改変だったりする。原作と今作を見比べるとあまりの違いに驚くだろう。
しかし、改変によって主要人物の内面を描く場面が大幅に増え、原作よりも同情を誘う構成になっている。それによって主要人物のほとんどが何かしらかわいそうだと感じられるのだ。
ほとんどの主要人物が闇を抱えており、自分にもその人物の苦しみがよく分かる一方、自分の願いが叶わないのは非常に現実的である。
原作を読んだ方は違った視点である程度今作を楽しめるだろうし、今作から入った人は原作を楽しめるだろう。
原作を読んだ方やサスペンス作品が観たい方におすすめである。
原作は↓
スタッフ・キャスト
監督:シン・シュアン
脚本:パン・イーラン スン・ハオヤン
原作:ズー・ジンチェン
キャスト:チン・ハオ ロン・ズーシャン シー・ポンユェン ワン・シェンディー ワン・ジンチュン 他
2020年制作/全12話/中国





